勉強しても成績が下がる一方……
(中2・女子の保護者)
娘はもともと勉強が得意なほうではありませんが、テスト前になるといつも夜遅くまで勉強をがんばっています。それにもかかわらず、成績は下がる一方で、肩を落として落ち込んでいるのを見ると、かわいそうでしかたありません。この先、どのように娘を支えていったらよいでしょうか。
一緒に勉強の仕方を見直してみましょう
一生懸命がんばっているのに思うように成果が出ないことで肩を落としている姿は、親として心配になりますね。お子さんも、どうしたら成績が伸びるのかもわからないまま、きっと不安を抱えていることだと思います。もともと勉強は得意なほうではないとのことですが、ふだんの学習の習慣が身についていなかったり、勉強の仕方に改善の余地があったりするのかもしれません。成績ばかりに気をとられるのではなく、もう一度、勉強することの意義を見いだしてみてはいかがでしょう。なぜ勉強する必要があるのか、お子さんとじっくり話し合ってみましょう。
学習方法についても、暗記にこだわっていないか、筋道立てて考えているかなど、振り返らせてみましょう。
テストの結果だけを見て一喜一憂するのではなく、気分転換を図ることの大切さ、お子さんの得意な教科の話を交えながら、前向きに話すことができるといいですね。
また、小学校では勉強が楽しかったのが、中学校になると楽しくなくなったというお子さんも多いようです。勉強の楽しさは、学習の意欲にもつながります。一生懸命がんばっている成果が実るよう、声かけしていきたいですね。