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Q
算数の文章題が苦手
(小4・女子の保護者)
 娘は、算数の計算問題はある程度できています。しかし、文章題になると、途端にわからないと言いだします。
 問題をじっくり読んで自分で考えてからならまだしも、文章題だというだけで嫌になってしまうようです。どうしたらよいのでしょうか。

A
問題をわかりやすく整理しましょう
 問題文をお子さんに音読させた時、読みまちがえることはありませんか。思いあたる節があれば、まずは文章を読むのに慣れることが大切だと思います。親子で同じ本を一緒に読んだり、同じ時間に別の本を読んだり、互いに本を読み聞かせしたりする「親子読書」が効果的です。
 文章題では、事実や条件を整理し、筋道立てて考える力が求められます。つまり、「問題の場面を具体的にイメージできる」ということがポイントとなります。お子さんが問題文を読んだら、初めに「何のお話だった?」と問いかけ、要約させてください。1回では難しそうなら、何の話なのかを考えながら、もう一度読むように励ましてください。内容がつかめたら、次に「ヒントになる言葉や数は何?」と問いかけ、鍵となる言葉や数字にアンダーラインを引かせます。そして、一文ずつ確認しながら、問題文を図や絵で表します。すると、数の関係がわかりやすく整理できるので、数式を立てやすくなります。
 最後に、求めるべきことと、答えの単位が合っているか確認させてください。複雑で難しそうに見える問題も、段階的に考えれば単純な問題に分解でき、スムーズに解くことができます。

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