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Q
読書感想文がなかなか書けない
(小3・男子の保護者)
 うちの子は、読書感想文に毎年苦労しています。息子は「何を書いたらいいかわからない。」と言って、なかなかやろうとしません。「思ったことをそのまま書けばいいよ。」と伝えても、それが難しいようです。
 昨年は、原稿用紙の半分程度しか書けませんでした。読書感想文を書かせるには、どうしたらよいのでしょうか。

A
感想を聞き出して、材料にしましょう
 夏休みの課題には計画的に取り組むことができるのに、読書感想文だけは苦手というお子さんの話はよく耳にします。
 まず、大事なことは本選びです。読んでいて楽しい気持ちになったり、どきどきしたりするような印象に残る本でなければ、感想文を書くのは難しいと思います。
 次に本を読み終えたら、お子さんからあらすじや感想を聞き出して、親子で話す中で感想文の材料となる内容を整理していきましょう。「その本のよかったところを教えてね。」と感想を聞いて、単に「おもしろかった。」とだけ答えた場合は、「どこが、どうおもしろかったの?」「どうして、そこがおもしろいと感じたの?」と詳しく聞いてみてください。そうすることで、「○○という場面で、△△が□□したところが、楽しそうだなあと思いました。」というように、感想文につなげることができます。
 実際に書く時には、自分の体験を交えたり、「もし自分が主人公だったら」という視点をもたせたり、登場人物に手紙を書くような形式で書かせたりするのも一つの方法です。
 最後に、読書感想文を書くために本を読むのではなく、ふだんから読書を習慣づけておくことも大切です。

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