お稽古ごと・習いごと、どうしてる?
(小2・男子の保護者)
以前、友達のお母さんと話をしていた時、お子さんがスポーツ少年団に入ってから、友達づくりや勉強にも積極的になったと聞きました。息子にもそろそろ習いごとをさせたいと考えていますが、どんなことに気をつければよいでしょうか。また、続けさせるためにできることはありますか。
子どもと相談して、納得のうえで
小学生になると習いごとをする子が増えますが、送迎をしたり、子どものやる気を引き出したりと、保護者の支援も重要です。習いごとを考えるにあたり、お子さんの性格や希望を第一に考えましょう。保護者の一存ではなく、本人と話し合って納得のうえで決めるようにしたいですね。また、事前に、費用や時間について確認したり、親子で見学したりする必要があります。
次に、習いごとをいかに継続させるかが大切になります。初めは、興味をもって楽しく取り組めると思います。しかし、続けている間に、気持ちの緩みが生じたり、うまくいかなくてつらい思いをしたりすることもあります。そんな時こそ、保護者の出番です。お子さんの活動の様子を見聞きして、がんばっているところを褒めてあげてください。
しかし、子どもの性格に合わない場合は、無理に続けさせる必要はありません。思いきってやめたり、他の習いごとにかえたりしてもよいと思います。
習いごとを通して子どもが成長したという話を、学校でもよく聞きます。これをきっかけに親子の会話を更に増やし、がんばりを褒める姿勢を大切にしていきましょう。保護者の応援が子どもには大きな励みになります。