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健康に関すること
まじめな子がストレス(中2・女子)
Q
中学2年になる長女のことですが、今では家の手伝いを進んでするなどで、隣近所の評判もよく、学校でも学級委員に選ばれるなど人気がありました。ところが最近になって、まるで気が抜けたように、わけもなくゆううつに沈み込むことが多くなりました。体調をくずしたのではないかと、お医者さんへ出かけたところ、「身体的には異常はありません。」と言われました。この先、心配です。
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A

現代はテンポの速い社会といわれています。その変化に絶えず対応していくことは、心身に大きな負担を生じるものです。とりわけ、何事もきちんとやらないと気がすまない性格の人は、めまぐるしく変化する周囲の状況に対し、自己の能力以上に対応しようとします。しかし、すべてに完全に対応できるとは限りません。少しでもうまくいかないと、ひどく焦りを感じてイライラしたり、落ち着きを失って思い悩むようになったりするものです。その結果、ストレスが蓄積していくものと思われます。適度なストレスは、ほどよい緊張感や充実感を与えてくれますが、過度のストレスは心身に害を与え、次のような影響を及ぼすといわれています。

①なんとなくゆううつで沈み込んだり、いらだちで気分が落ち着かなくなる。
②気分的にはなんともないが、胃かいよう、十二指腸かいようなどになる。
③ストレスを行動に転換して発散する。

ご質問の様子から、お子さんは①の場合に当てはまるのではないでしょうか。お子さんは、親や家族、友人、先生など多くの人とうまく協調しようとしたり、何事にもまじめに取り組んでいて、完全に責任を果たそうとしたりするあまり、自己の能力を越える状態になったと思われます。このような性格やタイプの子供ほどストレスに弱く、こうした結果を招きやすいといわれています。

したがって、お子さんには何よりも心のリラックスが必要です。スポーツなどで体を動かして汗を流させたり、家族でのんびりと旅行したりして気分転換を図り、蓄積したストレスを解放してやることが大切です。

さらに、重要なことを取捨選択でき、自分をコントロールすることの大切さを教えてやったり、アドバイスを気軽に受けられるような明るい家庭の雰囲気を作りだしたりすることが大事です。時にはできないことがあっても、それまでの努力を認めてやれる温かい家庭づくりに心がけてください。

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