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Q
頭頂部の髪が薄くなってきた
(中3・男子の保護者)
 部活動を引退し、受験に向けて勉強し始めた時期、息子の頭頂部の髪が、一部薄くなっていることに気がつきました。
 直径3センチぐらいで、本人は気づいておらず、洗髪の時も抜け毛が増えたとは感じていなかったようです。病院に連れて行ったほうがよいのでしょうか。

A
早めに皮膚科へストレスが原因かも
 受験勉強に専念している時期に、子どもの体に変化が見られると、心配になりますね。
 脱毛には主に、毛が自然に抜け落ちる「円形脱毛症」と自分で頭髪を抜いてしまう「抜毛症(ばつもうしょう)」があります。子どもには、抜毛症のほうがより多く見られ、学校でも髪の毛を抜く子どもをときどき見かけます。抜毛症は、頭髪の一部を指でつまんで抜くため、脱毛部分が不規則な形になることが多く、円形脱毛症は円形に脱毛し、境目がはっきりとしています。お子さんを少しでも安心させるためにも、なるべく早く皮膚科を受診し、診断名と治療方法をはっきりさせたほうがよいと思います。
 円形脱毛症も抜毛症も、ストレスが原因となって発症しているケースがあります。多感な時期なので、受験以外にも何か心配ごとや悩みなどストレスを抱えているかもしれません。これを機に、お子さんとよく話し合ってください。学校でも家庭でも、周囲の人が温かく接することで、お子さんのストレスが軽くなり、受験にも集中できるようになると思います。
 また、担任の先生に症状や注意点を伝えたり、学校での様子を尋ねたりしましょう。お子さんの悩みに応じて、よいアドバイスがもらえるかもしれません。

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