学校生活がだらけていることが心配
(中2・男子の保護者)
先日、担任の先生から連絡があり、「最近になって忘れ物が増えた。授業中に居眠りしていることもある。」と言われました。子どもに話を聞こうとしても、「うるさいなあ。」と何も話そうとしません。このままこんな生活を続けていくと思うと心配です。
生活リズムを整え、睡眠時間の確保を
2年生にもなると、中学校生活に慣れ、これまでがんばってきたことが息切れ状態になり、生活が乱れてしまうというケースも少なくありません。とはいえ、このような姿を見ると、親としては心配になりますよね。お子さんは、日常の集中力がなくなっているようですね。授業中に居眠りをしていることから、まずは、十分に睡眠がとれていないことが考えられます。そうであれば、夜更かしの原因がゲームなどの遊びなのか、何か悩みごとがあって眠れないのか気になるところだとは思います。話をして一刻も早く解決したい気持ちもあるかと思いますが、思春期でもありますので、根掘り葉掘り聞き出すのではなく、ときとして見守る姿勢も必要です。
自信のなさや不安な気持ちを親に知られないように、乱暴な言葉づかいになったり、話をしなくなり部屋にこもったりすることもあります。このようなサインが見られた時には、それとなく声をかけてみましょう。
いずれの場合も、睡眠不足では、起床時間もだんだん遅くなり、朝ごはんを食べられなくなってしまいます。すると、日中もぼうっとして、やる気や集中力が低下してしまいます。規則正しい生活が送れるようサポートしていきたいですね。