お金の使い方が荒くなってきた
(小6・女子の保護者)
最近、娘のお金の使い方が気になります。雑貨や漫画などが、知らないうちに増えています。「いつ買ったの?」と問いかけても、無視して答えようとしません。また、友達にお菓子をおごったり、おごられたりもしているようで、おこづかいが足りないと言ってきます。
親子で話し合い、納得できる買い物を
高学年の児童は行動範囲が広がり、いろいろなものに興味をもつようになる年頃です。また、友達との会話に欠かせない流行の音楽や漫画、おしゃれなどを意識して買い物することも多くなります。ただ、いくら欲しい物を手に入れても、それで満たされるわけではなく、他のものまで欲しくなることがあります。そうなると、お金の使い方もエスカレートしていきます。ひどい場合には、「万引き」という犯罪行為にいたるケースもあります。
お子さんには、欲しい物でも全ては手に入らないこと、ときには我慢することや、よく考えて物を買い、買った物は大切に扱うことを教えましょう。
お子さんとお金の価値について具体的にじっくり話をして、計画的なお金の使い方を考える機会になるといいですね。ご家族が働いて手に入れた大切なお金ですので、無駄づかいのないように「使う金額をはっきりさせる」「親と一緒に買う物、自分のおこづかいで買う物を決める」などルールづくりをしてはいかがでしょうか。
また、いくら友達でもお金の貸し借りは、トラブルのもとになりますので、やめるよう伝えることも大切です。