娘のはでな服装が気になります
(小6・女子の保護者)
最近、娘がはでな服装をしたがります。肩や背中、襟もとが大きく開いた服や、丈の短いスカート、高いヒールの靴など……。最近では、バッグや帽子などの小物も欲しがり、ちょっとしたアクセサリーなどは自分のこづかいで買っているようです。だんだんエスカレートしているようで、心配です。
親の意見も示しつつ、納得のいく買い物を
小学校高学年ともなると、だんだんとおしゃれに興味を示すようになりますね。自然な成長だとは思いますが、あまり度が過ぎるようだと心配ですね。まだ小学生ですから、洋服などを購入する際には、親の意見も示していくべきでしょう。ただ、頭ごなしに「だめ。」と言ったのでは、お子さんも納得できないでしょう。日頃から、はでな服装が好ましくない理由を話しておくことが大切です。
はですぎる服装は、周囲の人に不快感を与えてしまいますし、露出の多い服装は、性犯罪などに巻き込まれやすいということを、お子さんは知っているでしょうか。
こういったことを伝えながら、親子が互いに納得のできる範囲でよく相談をして買い物してみましょう。見た目の華美さだけではなく、場に合った服装にも気をつかうようになってくれるのではないかと思います。
ところで、お子さんがそのような服装をしたがるようになったのはなぜでしょうか。テレビや雑誌、それとも友達の影響でしょうか。「服装の乱れは心の乱れ」という言葉もあります。お子さんにどのような変化があったかをよく観察し、そのことについても話し合ってみるのもいいかもしれませんね。