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基本的生活習慣などに関すること
自主性がない(小5・女子)
Q
長女のことですが、何事も言われないとできません。朝は「起きなさい。学校に遅れるよ。」から始まり、食事時には「早く食べなさい。」と声をかけ、帰宅後はテレビばかり見ているので「勉強しなさい。」「宿題はないの。」と、しつこく言わないとやれません。最近は注意すると反発することが多く、効果がありません。自分から進んでやらせることはできないものでしょうか。
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A

恵まれた環境の中で、不自由なく育ったお子さんに多いタイプですね。きっと、お子さんは、素直な子だと思います。幼いときから家族の愛情と、きめ細かい保護のもとに育ってきたことでしょう。低学年のころには、親の言うことをよく聞いていたので、気づかずに過ごしてしまいますが、親が干渉しすぎると受け身の生活に慣れ、自分のやるべき大事なことも、ひと事にしか考えられず、だれかがなんとかしてくれるという甘さに陥りがちになります。「自分から進んでやらない」というより、「やることがわからない」「気づかない」ことのほうが多いのではないでしょうか。

親としては、「自主的に勉強すること」を願うでしょうが、その前に、「生活に張りをもたせる」ことを考えてみてはどうでしょう。

子供の生活全体をよく観察し、少しでも心を動かすもの、興味を示すものに、親子で取り組みたいものです。身近な生活の中で、親子いっしょにできることを見つけ、実行してみることから始めるのがよいでしょう。嘆かず、お説教を言わず、子供の心を開くきっかけを作っていくことが肝心だと思います。

親子日記、親子清掃など、共通の場の中で親子が触れ合い、わかり合える機会を多くもつように心がけることも大切です。そのうち、なんとなく過ごしていた生活に目を向け、体を動かすことで生活に張りができ、気力がわいてくることでしょう。例えば、「おやつ作り」をするのも効果があります。団子を丸めながら、材料の使い方や作り方の手順を話し合い、子供の心に触れる接点を見いだしていきます。親といっしょに作ったものが食べられる魅力と、自分でもできる喜びや成就感、それにほめ言葉が加われば、意欲倍増、やる気が出てくるでしょう。

一つのこと(目標)を達成していく過程を体で体験し、喜びを知った子供は、次に自分から進んでやってみたいと思うようになり、これが、学習にも生活にも力を発揮することに結び付くと信じます。

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