ゲームばかりで、生活が乱れてきた
(小4・男子の保護者)
小学4年生の息子がとにかくゲーム好きで、困っています。友達と外で遊ぶこともありますが、家に来るとやはりゲームです。家族との会話が減ったり、寝る時間が遅くなったりするなど、生活も乱れてきています。ゲームばかりでなく、他のことにも目を向けさせたいのですが……。
ゲームをする時の約束を決めましょう
大人でも携帯電話やスマートフォンなどでゲームを楽しむ時代なので、ゲーム好きの子が多くなっているようにも感じられます。まずは、ゲームに熱中している今の生活を振り返らせてみましょう。「長時間やりすぎるのはよくないと思っている。」「ついやってしまう。」などの声が聞かれると思います。
そこで、いつ、どのくらいの時間ならやってもよいかなどの約束ごとをつくりましょう。その際、親の気持ちや考えを伝えることも大切ですが、最終的にはお子さん自身に決めさせることがポイントです。
そして、一度決めたらその約束は守らせるようにしましょう。最初は自分の気持ちをうまくコントロールできずに、長時間やりすぎてしまうことがあるかもしれません。そこをいかに乗り越えていけるかが大切です。約束が守れなかった場合には、妥協することなく、なぜ守れなかったのかをお子さんと話し合い、一度決めた約束は必ず守るよう徹底させましょう。
また、家族で一緒に出かけたり、スポーツをしたり、本を渡したりするなど、ゲームとは別の趣味に出会わせてみるのもいいかもしれません。