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基本的生活習慣などに関すること
手伝いをさせたい(小5・女子)
Q
夏休みになって、長女は毎日、午後は友達と近くのプールに出かけ、真っ黒になっています。元気に過ごしていて、たいへん喜んでいるのですが、少しは家事も手伝えるようにしたいと思います。先日も「夕食の準備ぐらい手伝いなさい。」と言うと、娘は「これから宿題するんだから。」と、いつものように逃げていってしまいました。将来のことを考えると、家事もできないのではと心配になってきます。
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A

ご相談のご家庭は、ごく普通の一般的なご家庭と推察します。このようなご家庭で、手伝いがきちんとできる子は、本当に少ないのが現状です。特にお子さんに問題があるということはありません。

しかし、親ごさんが心配なさっているように、この時期から少しずつ、家事などもできるようにさせたいものです。では、どのようにすれば、手伝いのできる子になってくれるでしょうか。

両親が外で働いているような家庭であれば、その両親の姿を見て、自然に子供は家事を覚えるものです。家庭状況に応じて、子供は自分の立場をわきまえ、行動できるようになります。子供の自立しようとする力は、周囲の状況や環境に左右されることが大きいといえます。

「○○ちゃん、食器を配ってくれると、助かるんだけど……。」などと、お子さんに自分の存在感や所属感をもたせるように働きかけてください。親子でいっしょに料理を作ったり、掃除をする中で、家庭内での親の役割や存在感の大きさを感じ取ることでしょう。また、家事を共にする中で、いっそう親子の触れ合いも増すことになります。

お子さんが、洗濯物を取り入れてくれたり、食器の片づけを手伝ってくれるようになったら、「今日は手伝ってもらえて、仕事が早くすんだわ。○○ちゃん、ありがとう。」と、優しいひと言をかけてあげましょう。このひと言で「わたしも、家の役にたったぞ。」と思うことでしょう。そして、自分の家庭での存在感を強め、手伝いや家事分担への責任感と意欲をもってきます。

「女の子だから。」とか「お姉さんだから。」といった手伝いの押しつけでは、お子さんの心に責任感や家事手伝いへの意欲は、決して起こってきません。常に親子いっしょに働き、温かい声をかけながら、家族の一員としての意欲を育ててあげましょう。

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