好きなことに熱中すると、部屋から出てこない
(小3・男子の保護者)
息子は最近、学校から帰るとすぐに自分の部屋に入ってしまいます。様子を見ていると、本を読んだり、ゲームをしたりするなど、自分の世界で楽しんでいるようです。しかし、食事やふろに呼んでも、きつく言わないと部屋から出てきません。遅くまで部屋の明かりがついていることもあり、生活の乱れが心配です。
ルールを決め、自由時間も確保する
お子さんは、自分の部屋があることが、うれしいのだと思います。また、自分が好きなことに熱中するのも、決して悪いことではありません。しかし、誰にも干渉されることなく自室で過ごしながら、けじめのある生活をすることは、大人でも難しいものです。ご心配のように、好きなことに熱中するあまり、生活のリズムが乱れることも十分に考えられます。
そこで、帰宅後の生活について親子で話し合い、きちんとしたルールをつくりましょう。まずは、食事やふろ、家庭学習、睡眠などの必要不可欠な時間を確保したうえで、更に家族とふれ合う時間を決めてはどうでしょうか。そして、残った時間は、好きなことをしたいというお子さんの気持ちを尊重しましょう。
家族とのふれ合いの時間は、リビングでおうちのかたと一緒に宿題をするのも一つの方法です。近くで見守り、がんばったことやできるようになったことを褒めてあげてください。また、本が好きなお子さんでしたら、話のあらすじやお子さんの感想を聞いてみるのもいいですね。
家族間のふれ合いと趣味を上手に両立して、めりはりをつけた生活を送るようサポートしてあげましょう。