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基本的生活習慣などに関すること
依頼心が強い(小4・男子)
Q
もうすぐ5年生になるというのに、依頼心が強くて困っています。作文とかポスターなどの宿題があるときには特にひどく、「何をかいたらいい?」を連発し、姉やわたしに全面的に頼ろうとします。勉強に限らず、身の回りの整理整とんにしても、自分ひとりではなかなかできません。4月になれば、ご近所の子供さんの世話をしなければならないのに……。アドバイスをお願いします。
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A

友達との会話を聞いていると、とても元気があって、みんなから信頼されている感じのする子供が、家に帰れば、驚くほど依頼心が強い場合があります。お尋ねのように、宿題をするのにだれかがそばにいて、指示を与えてくれないと、何をどのようにしたらよいのか、自分の力で考えようとしない子が多いようです。そういう子は、学校でも教師の確認を一つ一つとらないと次の行動に移れないし、全体的に自信がなさそうな態度を示すことがあります。

このように、新しい事柄に直面したときに、自分で考えて行動することができない子が多い原因を探ってみましょう。そして、これまでの子育ての過程を反省していただくことも、解決の糸口になると思います。

まず、お子さんが小さいころに、手をかけすぎていませんでしたか。次に、あれをしてはいけない、これをしてはいけないといった調子で、やや厳しく育ててはいなかったでしょうか。厳しすぎたがために枠にはまり、かわいさのあまり過保護にした家庭に、依頼心が強い子が多いようです。

かといって、手のひらを返したように急に突き放しても、お子さんはとまどうばかりです。まず、家族の一員として、何か1つか2つ簡単な仕事を与え、責任をもってやり遂げるようにしてください。そして、りっぱにやれたことを家族のみんなが認め、ほめてやることが、お子さんの自信と勇気につながるのです。この時期の子供ですと、犬、猫、小鳥の世話とかおふろ、玄関などの掃除など、体を通して得た喜びを味わわせるとともに、見通しをもって取り組ませることが大切です。

とかく勉強面での依頼心の強さだけが気にかかり、生活面についてはなおざりにされる方が多いようですが、それは望ましくありません。生活面で体得した責任感、成就感が、学習面をはじめ生活全体に発展していくことと信じます。

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