夜ふかしして朝なかなか起きない
(小3・女子の保護者)
娘はよく、中学生・高校生の兄と一緒に遅くまで起きています。共働きで朝が早いため、子どもより先に寝てしまうこともあります。また、朝、何度起こしても起きない時は、諦めて仕事に出かけてしまいます。ひどい時には、通学班の集合時刻に遅れて、みんなに迷惑をかけているようです。
寝る時刻を決め、朝は必ず起こして
不規則な生活が続いているようで、このままではお子さんの健康や成長のためによくありません。早寝早起きは、健康で活力のある生活の基本です。また、十分な睡眠がとれると集中力が高まるなど、睡眠は、健康だけでなく、運動や学習にも効果的です。そのうえ、寝不足によるストレスが減るので、友達とのトラブルが減少するという話もあります。まずは家族で話し合い、寝る時刻を決めましょう。きょうだいのふれ合いの時間ももちろん大切ですが、年齢が違えば必要な睡眠時間も違ってきます。娘さんが早く寝るよう家族みんなで促しましょう。
次に、通学班の集合時刻にまにあうよう余裕をもって起こすようにしましょう。規則正しい生活には、朝ご飯や洗面、排便なども重要です。それらの時間も考慮できるとよいですね。嫌がっても、慣れるまでは無理にでも起こすことが大切です。初めは厳しくする必要がありますが、体が慣れて生活のリズムが確立できれば、一人でも起きられるようになるはずです。仕事をもつ保護者には忙しい時間ではありますが、根気よく続けてほしいと思います。
家族で顔を合わせる時間も大切です。朝ご飯を家族みんなで食べられるとよいですね。