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基本的生活習慣などに関すること
家のお金を持ち出す(小4・男子)
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長男は、これまで反抗期という時期もなく育ち、学校では委員を務めるなど活発で目だつ存在です。弟が2人いるため、手のかからない長男には安心していました。ところが先日、祖父母から、家のお金を持ち出していると聞き、がく然としました。初めは小銭程度でしたが、最近では祖父母が黙っているのをいいことに1万円札まで持ち出し、お菓子やプラモデルを買ったり、友達にあげたりしていたようです。父親と2人で厳しくしかって反省させましたが、今後のことを考えると不安でなりません。
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子供がこづかいだけでは満足できなくなり、家のお金にまで手を出したときには、絶対許されない行為として、まず厳しくしからなければなりません。お金がどんなに大切なものであるかを、教え諭すことも必要です。

しかし、大切なことは、どうして子供が多額のお金を使うようになったのか、その訳を知って対処の仕方を考えることです。ご相談の内容からは、次の3つのことが考えられます。

親ごさんは弟2人の世話に手がかかるため、ご長男をおじいちゃんやおばあちゃん任せにされていたようです。そのため甘やかされて、がまんすることをしつけられなかったのではないでしょうか。

次に、おじいちゃんやおばあちゃんに言われるまで、お金を持ち出していることに気づかなかったという親子関係に問題があります。親の気持ちが弟たちに傾いていることで、お兄ちゃんの心は深く傷つき、そのストレスを、お金を使うことで発散させていたのかもしれません。

友達関係も心配です。よくない友達に脅されていないか、また、お金をばらまくことで友達の気をひいているのではないかなど、よく調べてみる必要があります。

今いちばん大切なことは、おじいちゃんやおばあちゃん任せでなく、ご両親を中心とした家族関係を作りあげ、その中心にお子さんを迎えてあげることです。お兄ちゃんとしての立場を確保し、絶えず声をかけてあげることです。

がまんする心は、短期間には育ちません。傷ついた心をいやすのも簡単ではありません。しかし、ご両親の温かい愛情で、お子さんをしっかり包んであげれば、お金よりも大切なものがあることに、きっと気づいてくれると思います。

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