休み時間に一人で過ごしている
(小5・女子の保護者)
娘の学校での様子が気になり、懇談会の時に、娘は学校で誰と一緒に過ごすことが多いかを先生にききました。授業中はグループ活動などで誰とでも分け隔てなく関わっているようですが、休み時間は絵を描いたり、図書室で本を読んだりして一人で過ごしていることが多いそうです。下校後も、低学年の頃と比べて遊びに出かけることが減り、家でゆっくり過ごしていることが増えました。うちの子は居場所や友達が少ないのではないかと心配です。
「有意義な時間」を過ごしているかもしれません
わたしたちの経験を振り返ると、休み時間は「一人で過ごしていると寂しそう」「友達と一緒に遊ぶのが楽しい」と考えることがありますね。コロナ禍に学校や幼稚園・保育園が休みになる経験をしたこともあって、最近は心が疲れやすい子どもや一人になりたい子どもが増えているように感じます。 お子さんが休み時間を一人で過ごしているとしても、それがこれから先もずっと続くとはかぎりません。お子さんに、どのような理由があって一人で過ごしているのかきいてみてください。何も考えずに過ごしたり、夢中で本を読んだり、集中して絵を描いたりすることをお子さんが必要としているのであれば、それは寂しい時間ではなく「有意義な時間」ですよね。
夢中で読んでいた本のシリーズを読み終える、細部にまでこだわりながら絵を描きあげるなど、達成感を味わったり、ひとくぎりついたりすれば、以前のように友達と外で遊ぶようになる場合もあります。あるいは、数人で楽しめる遊びを見つけるかもしれません。 お子さんが寂しさやつらさを感じていないのならば、「今はこういうことに興味があるのだな」と見守ってあげましょう。
大人も、気が合わない相手と一緒に過ごすことにストレスを感じる場合がありますよね。友達は多ければ多いほどよいというのではなく、自分なりの人との関わり方を見つけることが大切なのではないでしょうか。

