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健康に関すること
チック症(小2・男子)
Q
いつのころからか、長男がせき払いのようなことをするようになりました。最初は軽い風邪かと思っていたのですが、いまだに直りません。近ごろはテレビを見ながら、よく顔をゆがめたり、口もとをゆがめたりします。「どうかしたの?」と声をかけると、しばらくの間はしなくなりますが、また同じことを始めます。見ていて苦になりますし、ひどい癖にならないかと心配です。
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A

無意識のうちにまばたきしたり、顔をしかめたり、口をゆがめたりする子供が低学年にはよくいます。こんなことが進んだ状態を「チック症」といいます。

原因としていわれていることは、心へのショックがもとになっている場合が多いようです。その子にとって心配事があったり、ひどくしかられたり、学校で失敗したり、また、活発で落ち着かないエネルギッシュな子が過保護にされ、行動が抑えられてしまうとき、不満の表れの一つとして起こってくる場合もあるそうです。一過的に経過してしまう場合もありますが、口やかましく注意しすぎると、かえって症状を固定させてしまうことも多いようです。

お子さんに症状が現れてきたら、親や家族の人は、「また口をゆがめて、見苦しいよ。」などと症状そのものをしかったり、そのことに注意を向けたりしないようにすることが大切です。繰り返し注意されることは、子供にとってたいへん苦痛なものですし、口やかましく言ってもすぐ直るというものではありません。

心因性の場合が多いことから、親としては明るくお子さんに対応してください。また、担任の先生にも家庭での子供の症状について話し、学校での様子や原因などを話し合い、対応の仕方など相談にのっていただきましょう。学校と家庭で、お子さんの気持ちを受け止め、不安や緊張を取り除いてあげてください。

周りの者が、お子さんの欠点を指摘せず、あわてずに落ち着いた態度で様子を見守り、心の安定に努めてください。低学年でのチック症は、ある年齢でひとりでに直ってしまうことが多いといわれています。お子さんの長所を認め励まし、生活上での体験の一つ一つを大切にして、心にゆとりと自信がもてる暮らしづくりに心がけましょう。

どうしても不安な場合は、小児科医に相談されることをお勧めします。

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