他の保護者とどう関わっていけば?
(小2・男子の保護者)
子どもが小学校に入学してから、いろいろな保護者のかたと仲よくしてもらい、そのつながりも強くなってきました。最近、担任の先生や特定のお子さんのことが話題にのぼることが多くなってきました。どちらも批判的な内容なので、わたし自身どのように対応したらよいのか困っています。
うのみにせず、うまく聞き流して
保護者どうしが親交を深め、ネットワークを広げることは、学校でのお子さんの様子や地域の情報を知るうえで、大いに役立ちます。また、困ったときに相談したり助け合ったりできる関係を築くことができれば、いざというときにも心強いですね。ただ、ご相談のように批判的な内容が多いとなると、「役立つもの」ばかりとは言えませんね。納得できないようなことには、同調せず、聞き流すほうがよいかと思います。話に尾ひれがついて、思わぬ誤解を呼ぶ可能性もあります。
また、一方的な意見を真に受けて、まちがった情報に振り回されることも考えられます。例えば、先入観にとらわれてしまうと、相手とよい関係を築きにくくなりますね。うわさで得た内容をうのみにせず、自分の目で見て判断することが大切です。
担任の教員や特定のお子さんについては、みんなが同じように批判的な捉え方をしているわけではないと思います。今おつき合いのあるグループの中にも、他の保護者の中にも、あなたのように疑問に思っている人がいるかもしれません。そのような人と出会うことを楽しみに、今後もたくさんのかたと交流できるといいですね。