子どものお願い、どこまできくべき?
(小2・女子の保護者)
娘がなかなか寝ようとしません。歯磨きやおふろを早くすませるよう声をかけますが、返事もありません。ところが、一緒におふろに入ると、頭や体を洗ってほしいと頼んできます。そんな様子にあきれ、自分でやるよう促すと、悲しそうな顔をします。子どものお願いは、どこまできいてあげればよいのでしょうか。
怠けではなく、甘えているのかも
まだ2年生ですし、こういったやりとりはどこの家庭でもよくあることです。しかし、基本的な生活習慣は身につけさせたいものですね。お子さんがすぐに寝ようとしないのは、まだまだ家族に甘えたいからではないでしょうか。寝る前には、本を読み聞かせたり、添い寝をしたりして、たっぷりと甘えさせましょう。お子さんも安心すれば、すぐに眠るようになると思います。
返事をしなかったり、すぐに行動しなかったりするのは、親に突き放されたような感じがしたのかもしれません。子ども一人では動けない時は「一緒にやろう。」と声をかけて、一緒に生活習慣を身につけさせるようにしましょう。自分でできるまでは近くで見守るのも、一つの手です。
ただ、頭や体を洗ってほしいとせがむのも、今のうちだけです。自分で洗うのがめんどうなのではなく、スキンシップを求めているのだと思われます。たくさんふれ合い、甘えたい気持ちを満たしてあげてください。低学年のうちは、少しだけ大人の手助けが必要となる時もあります。厳しくしつける場面と甘えさせる場面で、めりはりをつけて接したいですね。