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人間関係に関すること
思春期の息子と父親とのかかわり(中2・男子)
Q
学生の息子は素直ないい子で、さほど苦労もなく育ててきました。ところが最近、わたしとあまり話をしたがらなくなり、ひと言いうと「うるさいな!ほっといてくれよ。」などとまで言うようになりました。父親は自営の仕事が忙しく、子供と接する時間はほとんどありません。子育てはわたしに任せっきりなので、不安でなりません。難しい年ごろの息子と父親とのかかわりについて教えてください。
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A

子供たちは、性格も違えば家庭環境も違いますから、当然、父親とのかかわりもさまざまです。ご質問のように、お父さんが仕事に打ち込んでいて、お子さんと接する機会が少なくても、その態度から「お父さんは、あんなにがんばっているんだから、ぼくも負けちゃあいられない。」という暗黙の励ましを、子供に送っているものです。

この場合、父親の姿が子供の心の支えとなる無言・無形のかかわりをしているのです。

だからといって、仕事一点張りでお子さんと触れ合う機会がほとんどもてないという状況が続いたり、お子さんから見て親の身がってさがあるとすれば、お子さんの心に父親不信の念を抱かせることにもなりかねません。この時期の子供は、正義感が強く、そのうえに何事にも多感です。特に家庭内の様子については、口にはしなくても、心で受け止めています。

また、親が、常に子育てに不安を抱いている様子は、お子さんには敏感に伝わるものです。そのことがお子さんの心に鬱積しすぎると、家庭内暴力や不登校などにつながることもあります。

ところで、お宅の場合ですが、大切なことは、今が「父親の出番」だということです。ご両親がチームワークをとりながら、母親が父親をたてることや、父親が時間を見つけ、積極的にお子さんと触れ合う機会をもつことが必要でしょう。いっしょにスポーツをしたり日曜大工をしたりしてもよいでしょう。とにかく短時間でも、親子がいっしょになって打ち込めることを見つけ、取り組んではいかがでしょう。

どんな方法にせよ、親は常日ごろ、真剣に働く姿と、家庭を思う態度を具体的な形で見せることが大切です。まちがっても、自分の感情やつごうによって、言っていることと行動が違うなどという不信感をお子さんに与えることのないよう、注意を払うことを忘れないで日々過ごしたいものです。

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