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人間関係に関すること
県外からの転校で登校をしぶる(中2・男子)
Q
父親の転勤に伴い、2度目の転校をしました。前回は、小学校の中学年のときでしたが、友達もたくさんでき、新しい学校にもすぐ慣れたようでした。ところが、今回は県外からの転校ということもあり、どうもうまく溶け込めないようです。気分もふさぎがちで、登校時になると「頭痛がする。」「おなかが痛い。」などと言ってぐずぐずしています。思春期の難しい時期でもあり心配です。
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生活環境が変わるということは、子供にとっても親にとっても、たいへんなことでしょう。まして、中学生は心の揺れやすい青年前期にあり、新しい環境に慣れるうえで、さまざまな問題が生じることはよくあることです。2度目とはいっても、県外からの転居で、地理的な不案内や言葉づかいの違いなど、ほんのちょっとしたことが気にかかるものです。また教科書が変わって学習進度が違うこと、就職や高校進学などの進路状況の違い、部活動の参加などについても神経質になり、不安に思っていることでしょう。

こんなときに、ご両親が不安な表情を見せたり、「どうしたの、がんばりなさい。」「しっかりしてね。」などとせきたてたりすることは、決して得策とはいえません。かえって子供を追い詰め、問題を助長してしまうことになりかねません。

何よりも大切なことは、いつもにこやかな笑顔で接し、ゆったりと受け止めてやることです。小学校の転校時には、うまく溶け込めたということですから、もともと明るくて元気のよいお子さんだと思います。焦らず、子供自身の力で解決していくのを見守ってやるのがよいと思います。

しかし、場合によってはこうしたことがきっかけとなって、不登校という問題に発展することもありますから、十分気を配って、お子さんの様子について変化を見逃さないようにしてください。何事も早期に対応することが大切ですが、次のことに留意してあげてください。

気持ちを安定させてやる。
生活態度を見直し、リズムをくずさない。
家の手伝いなどの行動体験を広げる。
友達関係を重視し、話し相手を多くする。
学級担任との連携を図り、学校での様子をつかむ。

こんな事柄に注意をしながら、「どうしてわが子が・・・・・・。」などと、細かいことに神経質にならず、生活全体を見直すつもりで問題に対処されるのがよいと思います。

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