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学習に関すること
受験期なのに勉強しない(中3・女子)
Q
中学3年になる長女のことです。同じ年ごろのお子さんが受験勉強一直線という時期なのに、うちの子はボーとしていることが多く、勉強も手につかない毎日です。「勉強したらどうなの。」と注意すると、むっとした顔をして、周りの者に当たります。頭が痛い、おなかが痛いなどと言って、イライラした毎日です。このままでは、希望の高校へも入学できないのではないかと心配です。
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学校では、進路相談も回を重ね、いよいよ個々の進路に向けて実力アップのための充実期間です。お子さんも高校進学に向け、勉強ひと筋の状態であってほしいときです。そのような大切な時期なのに、お話のような様子では、親としても不安でならないでしょう。

まず、高校入試への構えについてお話しします。灰色の受験時代などといわれ、いろいろな問題を抱えながらも、入学試験という壁が現存していることは、事実です。その目の前の厚い壁は、乗り越えなければなりません。人生には、これからも多くの関門が待っています。そんなときに、避けて楽なほうへと逃げるのではなく、精いっぱいの努力をして、よりよく生きようとする構えが大切です。

お子さんも、近づきつつある大きな壁に対して、自分の能力とのギャップを感じ、不安といらだちの毎日を過ごしているのです。真剣に壁を考えている、そんなことが、頭痛やむっとした表情になっていると思います。一見だらしのない生活態度に見えますが、本人にとっては脱皮の前の苦しさともいえます。焦らず、温かく見守ってやってください。

勉強のほうも焦りは禁物。ほかの多くの人が解ける問題を自分も解けるようにするのだと考えることです。満点をとる必要はないのです。基礎、基本を大事にしましょう。また、「入試合格のためだけの勉強」という意識にとらわれず、「自分のためにする勉強」という意識を育てるようにしてください。

さらに、生活のリズムや勉強方法を見直すことも大事です。気分転換の仕方を工夫したり、勉強の方法や授業の受け方、睡眠時間のとり方を工夫したりしてみるといった身近な改善を試みることも必要です。そのためには、担任の先生とじっくり相談するのもよいでしょう。

厚い壁を乗り越えた多くの先輩たちは、学力以上に、精神的に大きく成長しています。自分の手で果敢に人生を切り開いていく、そんな構えを、お子さんに期待したいと思います。

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