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学習に関すること
理科の勉強法がわからない(中1・男子)
Q
長男が、この4月に中学へ入学しました。勉強の仕方が急に変わり、とまどっているようです。わたしは教員免許状があり、今までは学校で習ったことを補ってやっていたのですが、中学校の内容ですと、手に負えないものもあります。教科書の程度でさえ、理解不十分のまま終わってしまうようです。特に理科は苦手で勉強の方法がわからないと言っています。親として、どう対処したらよいでしょうか。
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A

「お母さん先生」ですから、きっときめの細かい指導をしていらっしゃったことと思います。

学校教育は、オーソドックスなように見えますが、先生がたのたゆまぬ努力によって、日進月歩しています。今では、知識を増やすだけでなく、多くの情報の中から必要なものを取り出す力や、ものの見方、考え方、そして生涯学習に通じる学び方が学習のねらいになっています。ですから、お母さんの中学生のころとは、学習の方法がずいぶん変わってきているはずです。

また、教科ごとにそれぞれ専門の先生が指導されるので、一人ですべての教科のめんどうを見ようとすると、お母さんの手に負えなくなるのも当然だと思います。

お子さんの場合、授業中わからないことがあれば、後でお母さんに教えてもらえばいいという気持ちがあったのではないでしょうか。そうだとすると、授業に対する懸命さが欠けてしまいます。特に理科の場合、実験や観察を通して学習する教科なので、教科書は学習のきっかけにしたり、参考として扱うことが多いものです。だから、教科書だけの勉強だと、大切なプロセスを抜かしてしまうことになります。

お子さんに独立心も出てくる年ごろですし、このあたりで、「お母さん先生」の廃業宣言をなさったらいかがでしょう。受け身の学習からは、よい勉強の方法は見つかりません。積極的な取り組みと努力の積み重ねによって、その人に合った学習方法ができ上がるものです。そこで、母親としての愛情を、むしろ環境面や保健面で発揮していただきたいものです。

家庭は、消耗した体力と精神力の充電をする基地です。お子さんにとって、安らぎの場であり、明日への活力の補給地であるような環境を、気張らず、焦らず、自然体のままで作ってください。お母さんの精神的安定と気持ちのゆとりこそが、お子さんの活力源となることまちがいなしです。

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