TOPわが家のしつけ Q&A > 健康に関すること(体臭を気にしている)
健康に関すること
体臭を気にしている(中3・女子)
Q
娘は最近、わきの下のにおいが気になると言って、わきの下の制汗スプレーを放そうとしません。体育の授業の着替えのとき、友達に、「わきがじゃない?」と言われたことがショックだったようです。このごろ、「みんながわたしのことを臭がっていると思うと、恥ずかしくて、人前に出るのがいやだ。」と言うようになり、沈みがちになってしまいました。気にしすぎだと思うのですが、どうしたらよいでしょうか。
イラスト

A

わきがは、だれにでも多少はあるものです。春から夏の汗ばむ季節には、多くの人が自分のにおいを感じていると思います。

わきがとは、わきの下の多汗に加えて、特有のにおいを発する状態を指し、思春期以後に発症します。20歳代をピークとして年齢とともに軽くなっていきます。男女ともに生じますが、女性に多いとされています。

わきの下にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があります。全身に分布しているエクリン汗腺から出る汗は主に水分で、ほとんどにおいません。ただ、長い間放っておくと、汗の中のごくわずかな成分が細菌によって分解され、腐敗してにおいます。

それに対して、アポクリン汗腺はわきの下、乳房、外陰部など特定の部分に分布しており、ホルモンの影響を受けて思春期以降に活発に機能します。ここから出る汗は、脂肪やたんぱく質を多く含み、細菌の分解を受けて特有のにおいが発生します。アポクリン汗腺が多い人ほど、このにおいは強くなります。快いにおいではないため、思春期の子供には、かなり深刻な悩みになってしまうのでしょう。

わきがの原因は汗と細菌で、予防はこの二つを反応させないこと、つまり、わきの下の清潔がいちばんです。汗をかいたらまめにふき取ること、毎日入浴し、清潔な下着を身につけることが大切です。お子さんが使っている制汗剤は、発汗を抑え、殺菌効果とデオドラント効果があるので、不快感が和らぎます。しかし、肌の弱い人やアレルギーのある人には合わないことがあります。このようにしてもとても気になる場合や、客観的に見てにおいが強い場合は、皮膚科専門医に相談されるとよいでしょう。


ページのトップへ戻る