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健康に関すること
スタイルを気にして少食(中3・女子)
Q
現在、身長155センチ、体重56キロの中学3年の娘です。部活動は、入学以来ずっとコーラスをやっています。2年生の後半から「やせたいから。」と言って、朝食抜きで登校することが多くなりました。学校の給食もおかずだけ食べてパンはあまり食べていないようです。そのせいか、体を動かすことをおっくうがります。成長盛りで、体育の授業や健康にもよくないと思うのですが……。
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A

中学2年くらいから、容姿を気にして朝食をとってこないとか、給食を残す女生徒が出てきますが、お子さんの場合、身長と体重から見ると肥満体とは思えません。「肥満体」だと思っている多くの人が、自分だけの思い込みだということを、何よりもまずわからせてあげてください。

育ち盛りの子供に限らず「やせたいから。」という理由で、朝食抜きの生活を続けている人もいますが、ご心配のように、心身の発達に悪影響が出てきます。文部科学省の調査でも「朝食の有無と、走り幅跳び・反復横跳び・垂直跳びなど、体力・運動能力との間には有意な相関がある」という結果が出ています。

おそらく、学習に対する粘りや集中力もなくなってきていると思います。精神面でも不安定になり、イライラすることが多くなったと思います。だからといって「スマートになりたい」というお子さんの願いを一方的に押さえつけて食べさせようとしても、受け付けてはくれないでしょう。

ご質問から推察すると、体を動かすことが少ないようです。何を食べ、何を食べないのかの食生活のコントロールより、どのような生活の中で食べるかが大切です。一日の生活の中で、家事を手伝うとか買い物に行くとか、ジョギングをするなどして、体を動かして汗を流す時間を積極的に取り入れていくことで、生きる姿勢も積極的になり、カロリーの消費も増大し、体もスリムになっていくものです。

次に、家庭の食事の献立内容を振り返ってみてください。栄養のバランスを考えるあまり摂取カロリーが過剰になって、体重の増加につながっていることも考えられます。「栄養のとれた食事が、現代人に特有な過栄養に基づく健康問題の主因の一つになっている。」と警告している栄養学者もあります。栄養を考えるあまり、血となり肉となる効率のよすぎる食事になってはいないでしょうか。

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