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健康に関すること
自分の顔を見ては悩んでいる(中2・女子)
Q
娘のことです。今朝も起きると、まず鏡の前に立って、斜めから顔を映してみたり、じっと自分の顔を見つめたりして、ため息をつき、ぽつりとつぶやくのです。「どうして、わたしは鼻が低いのかしら。」と。そんなに低くない、と言うと「わたしの鼻が低いのも、母さんのせいよ。」と、急に怒りだしました。学校から帰ってきても、娘はふさぎ込んでいます。
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A

鼻が低くてとても気になるようになったのは、アイドル歌手の顔と比べてとか、友達に言われてなどの場合がよくあるようです。「あなたはそう言うけど、そんなに低くないわよ。」とか「もっと低い人がいるでしょう。」といった言い方で慰めても、素直に聞けないでしょう。そればかりか「わたしの気持ちなんか、少しもわかってくれない。」と不信感がつのり、ますます悩みが増すだけです。

それよりも、鼻が低くて本当に悩んでいるのなら、お子さんの気持ちを大切に受け止めてやることです。そうすれば、自分の話をよく聞いてもらえ、自分を大切にしてくれたことがうれしくて、鼻の悩みはどんどん小さくなっていくような気がします。

こんな話を聞いたことがあります。ある母親が、容姿に悩んでいる子に、次のようにノートに書いて手渡しました。……母さんだって、よく悩んだ時期があったわ。だれからももてないなあ、と思っていたけど、ちゃんと父さんが母さんを選んでくれて結婚したのよ。あなたは自分の顔が気に入らないかもしれないけど、母さんはあなたの鼻が好きなの……。すると、その子は毎日、鏡で自分の鼻を見直すようになり、自信を取り戻したそうです。

もともと、容姿がよいとか悪いとかは、客観的なものではなく、あくまでも主観的なものだと思います。ですから、自分の容姿が悪いと悩む子には、自尊感情を育てることが大切でしょう。自尊感情というのは、自分に欠点はあっても、長所もあって、生きていることが、自分にとってもそれなりに意味があると思える状態です。「人間は顔じゃない。心だよ。」この言葉を心から納得させるには、その子のもつ長所を見つけだしてほめることです。

お子さんが、生活の場面で最も美しく、魅力的に見えたとき、親ごさんは逃さずそのことをお子さんに伝えることが、何よりも大切だと思います。

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