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人間関係に関すること
父親への不満や批判を訴える(小6・男子)
Q
長男のことですが、父親についての不満や批判を訴えるのです。例えば、お父さんは子供に約束を守れと言うのに、急ぎの仕事が入ったといって家族旅行の約束を破る、PTA役員であいさつするけど、話が下手でかっこ悪い、休みはごろ寝ばかり、などです。父親は職人かたぎで仕事熱心、社交好きではありません。家はクリーニング店です。子供に父親の人柄や立場をわからせるには、どうしたらよいのでしょうか。
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A

お子さんは友達と自分のお父さんを比べたり、理想的な父親像を思い描いたりして、その不満をお母さんに訴えているのでしょう。身近な家族を客観的に見ようという心の表れで、人間的に大きく飛躍する前兆と思われます。お母さんは、冷静に受け止められていますが、お父さんの真の姿をどう理解させようかと悩んでいらっしゃるのですね。

お母さんの姿勢ですが、やはり大人の立場で子供に教える態度を示されるのがよいと思います。子供の不満や批判を安易に受け止めるのは、賢明ではありません。大人には大人の付き合いが大切であることを教えたいものです。家族が安心して生活できるのは、大人が精神的にも物質的にも社会的にも、安全を保障しているからであり、そのためには子供との約束が果たせない場合もあります。子供に、がまんすることを教える機会ではないでしょうか。

また、ごろ寝には見えても、お父さんには休養がどれほど必要か、仕事の大変さを理解させたいものです。いちばん手っとり早いのは、手伝わせることだと思いますが、お父さんが仕事で苦心していることや悩んでいることを話してやるのも、理解を助け、不満の解消につながることでしょう。

話し下手の件ですが、これはお子さんのお父さん思いが、逆の形で表現されたのではないでしょうか。父親はりっぱであってほしい、友達に自慢したいなどと思う気持ちが厳しい批判となり、お母さんへの訴えになるのだと思われます。お母さんもお子さんと同じ立場まで下がって、「実は、お母さんも心配しているのよ。応援してあげましょうね。」と、共に気づかうことで、不満を思いやりにすり替えていくようにしたいものです。

お互いに家族どうしの不満や批判が口に出して言えるのは、よいことです。素直に聞き、おのおのの立場と言い分を理解し合い、建設的に解決するよう努力すれば、きっと明るい家庭が作れると思います。

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