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人間関係に関すること
親の干渉を嫌う(小6・女子)
Q
娘も6年生になり、女の子らしい体に成長してきましたが、近ごろ、友達や学校のことをあまり話さなくなってきました。友達らしい子からよく電話がかかってきますが、何を話しているのかもよくわかりません。「今の電話だれから?」「クラスで仲のいい子はだれ?」などと聞くと、「だれでもいいでしょう。お母さんには関係ない。」との返事で、取り付く島もありません。この先、中学へと進んだとき、どうなるやら……。
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A

現代は「ホテル家族」の時代ともいわれます。これは、一つの家族でありながら、精神的なつながりが希薄になっている家族の様子を、ホテルの宿泊客にたとえたものです。

お子さんの場合も、こんな風潮が、大人だけでなく子供の世界にも入り込んでいることを示す一例かもしれません。でも、6年生という年齢を考えると、お子さんの気持ちの中でいちばん強いのは「親に自分の生活を干渉されたくない」ということではないでしょうか。いわゆる思春期の入り口に近づいている証拠だと思います。

そのため、親から「あなたのことを心配しているのだから。」と言われるたびに、子供のほうは、「いつまでもわたしを子供扱いしている。」と不満を募らせ、返事もしないなど、反抗的な態度になるのだと思います。この傾向は今後も続き、精神的自立への要求となって強く現れてくることでしょう。

そこで、家族全員が互いに心を配り、思いやりながら生活していることを毎日の生活の中で、それとなく具体的に表現するよう工夫しましょう。

親ごさんが外出するときは、行き先や帰る時刻を明確に言っておく。
帰宅したときには、留守番への感謝や安心して用事がすませられたうれしさを表す。
帰りが遅い父親を待っているときがあれば、心配な気持ちを少しオーバーに話す。
救急車のサイレンを聞いて「まさか、○○じゃあないわねえ。」と弟妹への心配を口にする。
無断で遅く帰った弟妹に、居ても立ってもいられなかった親心を述べる。

こうしたことの繰り返しの中から、親が不必要に干渉しているのではないことがわかってくると思います。毎日の生活の中で自然に行えるようになったとき、互いの気持ちが通じ合えたことを実感できることでしょう。焦らないで根気よく、そして押しつけがましくならないように気をつけながら続けてください。

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