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人間関係に関すること
友達関係から不登校になった(小6・男子)
Q
学校の成績は中以上で、なんの心配もなく育った長男ですが、5年生の終わりごろから友達に意地悪されたり、いやなことを言われると言って、登校を渋って時々休んでいました。登校した日は明るく、友達と仲よく過ごしていたようでしたが、6年生になり、5月の修学旅行の翌日からまったく登校できなくなり、2か月が過ぎました。なだめても励ましても、登校できません。卒業学年でこんな状態なので、毎日が心配です。
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学校へ行けないお子さんとの毎日、親ごさんの苦しい気持ちをお察しします。幼児のころから、おおぜいの子供と走り回ったり言い合いをしたり、仲直りをしたりした経験を数多く積んだ子は、対人関係がうまくいっています。お子さんはこうした経験に乏しく、友人間で生じた問題を自分で処理しきれず、自分に納得がいかないために苦しんでいるのだと思われます。

登校をいやがり休んでいても、学校への関心は強く、友人の様子が気になり、学校を離れていることに対しての不安も大きいものです。家庭と学校が疎遠になっていると、さらに不安が大きくなることもありますので、担任の先生とは、お子さんに気づかれない方法で連絡を取り合うことが大切です。学級通信などを届けてもらい、そっと食卓の片隅などに置いておくなど、さりげなく情報がお子さんに届くような気配りも必要です。

「学校へ行こう。」という言葉や、先生や友人の話などは、本人が聞かない限り口にしないようにしたほうがよいでしょう。しかし、「学校へ行くよ。」と言い出したときのために、登校に必要なことは整えておいてやることです。例えば、登校時に着る服や靴などは決まった所に置き、自分の手で準備できるようにしておくとか、事前に友人に連絡を取り、不自然でないような形で誘いにきてもらうことなどです。

親として大切なことは、お子さんが登校できないことで卑屈になったりしないことです。苦しいことですが、いちばん身近にいる親が心を開き、くよくよせず、自分から進んで近所の人や家族に明るく接することができるようになることが、子供の心を立て直すいちばんの早道だともいわれています。また、家族で休暇に山登りなどで汗を流すことも、心身の健康のために効果的です。時としては、専門機関の助言も大切です。欠席日数のことでの心配は、学校側にお任せしましょう。

お子さんを信じ、生活の基本を側面から支え、自力で立ち上がるまで忍耐強く見守ってあげてください。

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