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人間関係に関すること
兄が弟に劣等感を持つ(小6・男子)
Q
わが家は、男の子2人です。小学5年の次男は、後期学級委員に選出されてから、いろいろな面で活躍するようになりました。ところが最近、6年の長男は目だって落ち着きがなくなり、成績も2学期から下がりぎみです。子供たちには、なんとか世間に適用する教育を受けさせてやりたいと、互いに刺激を与え、がんばらせています。でも、長男は「ぼくなんか……。」という態度を示すのです。
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A

お子さんは、どうも劣等感を感じているようです。「自信のなさ」「落ち着きのなさ」などに、それがよく現れています。この問題を考えるとき、大切なことは、どのような過程で劣等感が生じてきたのか、どのような行動として現れてきているのかを、正しく把握することです。

一般的に、劣等感をもつ原因としては、学力等の能力不足、身体的障害、親の養育態度、兄弟の比較による過度の競争が考えられます。児童期の場合は、青年期のように自分自身に目を向けることによって生じてくるのではなく、周りの人たちの扱い方から感じることが多いようです。

お子さんの場合も、親の、次男との比較を感じさせる言動や、劣等感を子供に補なわせるような教育の押しつけなどの接し方から、「ぼくなんか」とか「落ち着きのなさ」などの行動が現れてきたように思えます。親の接し方にも問題があるようですから、次のことに気をつけられてはいかがでしょう。

子供のよさをつかみ、よさを伸ばす。

励ますつもりで、友達や兄弟などと比較してしかることは意欲の減退、自信の喪失につながります。親としては、お子さんの短所のみに目を向けるのではなく、長所(学習・運動・遊びなど)を的確に把握し、そのよさを伸ばすように、アドバイスすることが大切です。

子供の能力、適性に応じた努力をさせる。

お子さんとの話し合いで、少し努力すればできる「目当て」を決め、それに向かって努力させ、達成できるまで励ましてあげてください。「できた」「わかった」ときの成功感、満足感そして周りの人たちの称賛が、次の行動を起こす原動力となっていきます。 「ぼくなんか」という自信を喪失した状態から、「ぼくでも」という自分の力を見いだした状態になってくれれば、しめたものです。

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