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学習に関すること
漢字を覚えず使わない(小5・男子)
Q
先日、息子の机の上にあった作文ノートを何げなく広げてみたところ、ひらがなばかりが目につき、これで5年生かとあきれてしまいました。どうして漢字を使わないのかと聞くと、忘れてしまったと言います。確かに、低学年のころから、漢字の勉強はめんどうくさいと嫌い、書き取りのテストもあまりよくありません。毎日、漢字の練習をするように言ってはいるのですが、何かよい方法はないでしょうか。
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小学校の6年間で学習する漢字は、約1,000字です。4年生までで640字の漢字を覚えます。5年生では、185字の漢字を習います。次から次へと出てくる漢字を覚えることは、漢字に興味をもてない子供にとっては、苦痛以外のなにものでもないことでしょう。

漢字を覚える方法はただ一つ。繰り返し練習することです。しかし、ただやみくもにノートに書くだけでは、あきてしまい、意欲をなくすだけです。漢字の練習という単純な作業を興味をもって行わせるためには、いろいろ工夫が必要です。

ここで、漢字カードを使いながら、楽しく漢字の学習を進めている、ある小学校の例をご紹介します。

新しい漢字が出てくると、まず、カードに書き出します。そのとき部首は色を変えて書き、どの仲間に入る漢字かひと目でわかるようにします。カードには、そのほかに画数や熟語も書き込み、部首ごとにリングなどでまとめ、繰り返し使えるようにしておきます。そして、カードをめくりながら漢字を覚えたり、友達と「漢字当てクイズ」や「仲間分けゲーム」をしたりして、楽しみながら漢字に親しませるようにしています。ご家庭でも、こうした目先を変えた漢字の学習法を、お子さんとアイディアを出し合いながら工夫してみてください。

あれこれ苦労して、一生懸命覚えた漢字も、使わなければ意味がありません。画数が多くてめんどうだとばかりにひらがなで書いてしまいがちですが、ひらがなは意味を伝えません。漢字は意味を伝えるすばらしい文字だということに気づかせれば、漢字に対する興味も高まると思います。

頭ごなしに練習しなさいだけでは、かえって逆効果です。お子さんの苦手なものほど、共に悩み、働きかけることが大切です。温かい励ましは、きっとお子さんをやる気にさせることと思います。

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