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人間関係に関すること
仕事優先の父親を嫌う(小3・男子)
Q
息子は、わたしの言うことはよく聞き、素直なのですが、父親嫌いで、ちょっとした注意でもすぐ反発し、口答えが多くなります。そのたびに「お父ちゃんのばか。」と言って泣きだし、父親の悪口をぶつぶつ言い並べるだけで、何も聞き入れようとしません。仕事優先の父親で休みもほとんどなく、たまにあっても子供とずれていて、楽しく遊ぶことも少ないのです。
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A

依頼心の強い低学年から徐々に脱皮し、自力でやり遂げたいと望むように成長してきたのでしょう。お子さんは、自主的な行動力もつき、活動範囲が広がってくるのがこのころの子供の姿です。自分の行動に自信をもち、親や他人から認められようとする時期です。自分の欲望を満たせないと、やたらと反抗したり、すねたりするのもこの時期の特徴です。

お子さんが、父親に注意されることで父親を嫌い、父親の言うことに反抗するのは、本心から嫌っているのではありません。心の中では、父親が好きでたまらないのだと思います。父親にほめてもらいたい、認めてもらいたい、こうした気持ちが強いのに逆にしかられるので、心にもなく反抗的な行動になってしまうのです。

肝心なことは、父親とお子さんの心のきずなを密にすることです。父親とお子さんの触れ合いは、一日どのくらいあるでしょうか。働き者の父親ほど、子供との会話や遊びは少なく、よりよい父親像が育っていないものです。

そこで、この対策を食卓から考えてみてはいかがでしょう。家族そろっての楽しい食卓は、円満な家庭生活の基本です。父親不在の食卓でも、意識的に父親の話題をもち込むように心がけ、いつも父親がいてくれるような感じを子供に抱かせるのも、コツの一つです。父親を尊敬する気持ちを起こさせるよう、多少のフィクションを加えて演出するようにします。父親についてのぐちは、肝に銘じて言わないように心がけ、食卓を囲んで父親を認めていくようにすることも、子供にはよい教育になるのです。夕食をとりながら昼間の緊張を解きほぐし、親子の会話で人間としての生き方を学びます。

子供にとって、食卓は単に空腹を満たす場所ではなく、「心の栄養」を吸収するところです。温かい手作りの料理を囲みながら、親子が触れ合うことは、仕事や勉強と同様、大切なことです。

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