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人間関係に関すること
姉らしさがなく弟をいじめる(小2・女子)
Q
長女のことです。下に4歳と2歳の弟がいます。姉らしい優しさはみじんもなく、弟たちをいじめてばかりいます。最近では、つねったりけ飛ばしたり、暴力まで振るうようになってきました。厳しくしかると泣き叫んだり、すねて口を閉ざしてしまい、手を焼いています。幼いころは、とても素直で明るい子でしたが、親にも反抗的になってしまい、この先どうしたらよいか途方に暮れています。
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A

姉が弟たちをいじめるという一方的な兄弟げんかの繰り返しは、いじめられる側より、いじめるほうに大きな問題があり、心の傷も深いものです。

すねていじけてばかりいるお子さんのようですが、本当はお母さんに甘えたいのでしょう。弟たちが生まれ、甘えさせてもらえなくなったばかりか、「お姉ちゃんだから。」というひと言で、がまんさせられることが多くなったのだと思います。お子さんにとって弟たちは、お母さんを横取りした憎い存在なのかもしれません。甘えられない欲求不満や弟たちに対するねたみが、いじめや反抗的な態度の原因ではないでしょうか。

今、お子さんは、ご両親(特にお母さん)の愛情を見失い、心の中は悲しさと寂しさでいっぱいだと思います。第一にしなければならないのは、お子さんに対するご両親の気持ちを改めることです。弟をいじめる困ったお姉ちゃんではなく、心に痛手を受けている、かわいそうなわが子なのです。

お子さんを元の子供らしい元気な子に立ち直らせるのは、ご両親の愛情しかありません。優しい笑顔や言葉だけでなく、スキンシップも大切です。抱き寄せたり頭をなでたりすることで、お母さんの温かさが伝わります。お母さんのぬくもりは、お子さんの心の傷をいやし、素直な心を取り戻させる最高の薬です。

姉としての自覚をもたせることも必要です。お手伝いをさせるときも、ひと言「お姉ちゃんがいるから助かるわ。」と言えば、存在価値を認められて意欲的に手伝ってくれることでしょう。弟たちの前で、「さすがお姉ちゃん、しっかりできたね。」とほめれば、弟たちも姉を認めるようになります。こうして、姉としての自覚と責任感をもつことができるようになるころには、弟たちから慕われる優しいお姉ちゃんに成長していることと思います。

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