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人間関係に関すること
自我が強い(5歳・女子)
Q
保育園年中児の長女は非常に感受性が強く、多少勝ち気な面もありますが、言われたことはきちんとやり、一度しかられたことは絶対にやりません。ところが近ごろ、注意やしかられたりすると、半日も黙り込んで返事をしなくなりました。あまりの反応のなさに黙って様子を見ていると、物陰で声を出さずに泣いていることがあります。物事のよしあしや、いろいろなルールをきちんと教えてやらねばと思うのですが……。
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A

いわゆる、よい子と、しっかりしたお考えをもつ親ごさんとの間に、なぜこのような問題が生じるのか、ご質問からわかる範囲内、つまり母子のかかわりで考えてみましょう。

幼児後期の子供は、自我が芽生えて母子分離が始まり、自分の思いをもつようになります。自分がこうしたいと思っていることに対して、親から禁止されたり、こうしなさいと指示されたりすることが繰り返されると、子供は欲望が満たされません。そういう場合、親の言うことに反抗する子供もいますし、お宅のお子さんのように黙り込んでしまう子供もいます。

黙り込んでしまうということは、親の言うことへの否認だと考えられます。自分の言い分があるのですが、言えません。言ってごらんと促されても、親の感情や信頼を失うことに対する不安があって、言いたくても言えず、欲求不満と葛藤とで小さな心を痛めて、耐えているのです。

どうやら、お子さん自身は、自分で判断して行動したいと思い始めているにもかかわらず、親ごさんはややしつけが厳しく、これまでどおり言うことを聞かせようとなさっているように思われます。そこで、次のように接し方を変えてみてはいかがでしょうか。

①子供が自力で考え、判断する力をもっていることを信じてやる。
②何でも言える状態を作って、子供の言うことをじっくり聞いてやる。
③完全を求めてしかりすぎることなく、ささいなことは笑ってすませてやる。
④子供が、励まし、支え、慰めを必要としている場合、タイミングよくこたえてやる。

このような接し方で、しばらく様子を見てください。それでもあまり変化が現れないようでしたら、教育相談機関の専門家に相談するもの一方法です。

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